| 1960年初頭はキャバレーのビッグバンドが盛んだったらしい。酒と女とジャズとダンスの華やかな時代ですね。十代だった私は酔った父から「バンドの演奏で、ねーちゃんと踊った」って聞かされました。「女がおばちゃんばっかりだ」とわがまま言ってましたね。当時は銀馬車とパレスという2つのキャバレーがあったのですが、銀馬車は早々に店を閉めてしまいました。パレスは1981年まで店があったし、規模は縮小しながらでもバンド演奏は最後まで続けていて、松山のジャズミュージシャンを育てる貴重な場所だったようです。現在松山で活躍しているジャズミュージシャンは、1970年に20歳前後で、学生だったりで松山にいて、パレスで初めて仕事をして、その後松山に在住した、という経歴の人が多いのです。多いと言ってもプロ・アマ含めて7人くらいかな?。松山のジャズ人口はとっても少ないから、7人でも大勢力に思えるのです。その人達がいま50歳前後で活躍しておられます。中国地方や中央から来られたミュージシャンが「実は昔パレスで仕事をしていたことがあって〜」とかで、同窓会的な雰囲気を醸し出しているシーンを時折お見受けします。 |